「ペン語り」電子書籍化

「ペン語り」電子書籍化
「ペン語り」電子書籍化

この「ペン語り」が電子書籍になりました。
大和出版印刷株式会社のWEBサイトfromkobe.jpで販売しています。i-Pad、i-Phoneなどお持ちの方はぜひご購入ください。

大和出版印刷の電子書籍事業はル・ボナーの松本さんのブログ「ル・ボナーの1日」も手掛けていて、印刷業界では非常に先鋭的な動きになっているようです。
今後こういった電子媒体が増えていくと思われますが、紙の方が良いものもありますので、そのあたりの棲み分けができてくると思います。

この「ペン語り」の電子書籍化は大和出版印刷から当店への3周年のプレゼントといったところでしょうか。

大和出版印刷は今後も仲間たちの文章を電子書籍化していきたいとかなり意欲的です。

「ペン語り」は、毎週金曜日にホームページに掲載できるように休みの水曜日に完成させるようにしています。
定休日の夜、1週間何となく考えたり、メモしたものを手帳に文章として書き始めます。
何も気にせずにただ万年筆が書いてくれる文字を記していきます。

以前は原稿用紙なども使ったことがありましたが、あまりちゃんとした格式張ったものは合わず、手帳に書き込むことにしています。
直接パソコンに打ち込めば早いですが、やはり万年筆にこだわりたいという気持ちとずっとそのスタイルで書いてきたので今さら変えることができないということもあります。

週1回何かを書いてインターネットに出すという仕事を9年間やってきて、文章の書き方は定まっていました。

大和出版印刷が万年筆の書き味を追求して作った紙、リスシオワンを使って作られた「リスシオワン・オリジナルダイアリー」のデイリータイプは、日記風に使ってもいいし、私のように何か文章を書かなければならない人が、毎日何かを書き溜めるためにも使うことができます。

書き込んだ量によって使うページ数を調節することができるように日付の入っていないフリーダイアリーになっています。
中字ぐらいの万年筆でも書くことができるスペースを確保するという紙面の大きさと携帯性を確保するため、そしてパソコンのキーボードの前に置いても打ち込み作業がしやすいように正方形のサイズになっています。

上記のデイリーダイアリーと見開き1週間のウィークリーダイアリー、見開き1ヶ月のマンスリーダイアリーの3種類のダイアリーとそれらと合わせて使うことができる、横罫、方眼のノートもあり、今後同サイズのノートのバリエーションを増やしていきたいと思っています。

万年筆を販売していて、万年筆に関する文章を週1回作らなくてはならない私でさえ、パソコンに打ち込まないと仕事になりません。
時代が進むごとにパソコンでの打ち込みが多くなり、手書きの機会がどんどん減っていく。
そんな毎日の中で万年筆をなるべく使うためのダイアリーがリスシオワンオリジナルダイアリーです。

万年筆で書いた電子書籍を大和出版印刷がプレゼントしてくれて、リスシオワンという万年筆をもっと使いたくなる紙を作り上げる。デジタルとアナログ、データとフィーリング。
どちらかだけでなく、バランス感覚が大切なのだと思います。