
週一回ペンやステーショナリーに関するコラムをホームページやブログに書くようになって、前の職場と合わせると25年ほどやっていることになります。
30代の若い頃は、いつも帰りが遅かったので店がある商業ビルの休憩室や通勤電車の中で、モールスキンノート(今の呼び方ではモレスキン)に書いて、休みの日の夜にPCで清書していました。
モールスキンノートは表紙が硬いので、立ったままや机のない不安定なところでも書きやすく、家にも職場にも自分のデスクがなかった私にはとても使いやすく、10冊以上使い続けていました。
自分の店を始めるようになってからは、昼食以外に休憩時間がないので、帰宅後夜遅くに書いていました。でも数年前に体調を崩してからは早く寝るようにしているので、行き帰りの電車やバス、休みの日の電車の中などで書くことが多くなりました。
モールスキンは使わなくなりましたが、代わりにA5ルーズルーフに万年筆やペンシルで書いていて、今だに30代の時と同じやり方だと思いました。
文章を考えて書くことは好きだったし、自分が良いと思う万年筆やステーショナリーを選んでその商品の良いと思うところをお伝えすることは、今だに楽しいことです。
最近ではウエブで色々な情報が得られるので、お客様も万年筆のことをよくご存知で、全然知られていないものは少なくなりました。それでもあまり注目されていない良いものを見つけてお伝えして、共感してもらうことが一番楽しいと思っています。
当店では11/30(月)までペリカンフェアを開催しています。
期間中ペリカンのペンをお買い上げの方にはプレゼントをご用意しています。
ペリカンと言えば金ペン先のスーベレーンがラインナップの中心ですが、「M200・M205」クラシックシリーズは、スチールペン先でありながら柔らかい書き味とM1000並みの1.3ccもの大量のインクを入れることができる万年筆です。
色々な万年筆を使われている方は、ペリカンの万年筆が他の万年筆に比べてペン先が乾きにくいと感じておられるかもしれません。
キャップがネジ式で気密性に優れていることと、ペン芯の性能が高いためペン先が乾きにくく、インク漏れもしにくい仕様になっています。
ペリカンが公言している通り、ペリカンの万年筆が飛行機に乗ってもインク漏れしないのはこのペン芯の性能に依るものです。
お値段も金ペン先に比べると手に入れやすく、機能的にも万年筆としては充分なので、私は初めて万年筆を使うという方にはペリカンクラシックシリーズをよくお勧めしています。もちろん、手帳用や携帯用の万年筆としても良いものだと思います。
エーデルシュタインインクのインクオブザイヤーと同じ色の軸が毎年限定発売されていますが、それも遊び心があって楽しいと思います。
私のように出先でノートに原稿を書くような用途には金ペン先の高価な万年筆は気を遣いますが、機能的には金ペン先のスーベレーンと同等のM200、M205クラシックシリーズは最も適しているといえるかもしれません。















