カンダミサコ文庫本サイズノートカバー・大切に使いたい設え

カンダミサコ文庫本サイズノートカバー・大切に使いたい設え
カンダミサコ文庫本サイズノートカバー・大切に使いたい設え

カンダミサコさんの文庫本サイズノートカバーが新色が追加されて再入荷しました。

グリージオは内側の色が変更されていて、劇的なエージングをする素材感のある表革とは対照的なきれいなターコイズのブッテーロ革になっています。
カバーを開いた時のパッとした色が、気持ちを明るくしてくれます。

新色ナポリはイエローで、エージングとともに茶色っぽく変化していきます。男女問わずかなり魅力的に感じられる色だと思っています。

私はこのノートカバーを気持ちが落ち着いた夜、静かな気持ちで大切に使いたいと思っています。
それはフラップをベルトから外して、内側のペンホルダーに納めた細字のブライヤー万年筆を出してページをめくって書き始めるという、このカバーの設えがそのような気持ちにさせるのかもしれません。
日々色が変化していくミネルバボックスの革の感触を確かめながら、ゆっくりと同じことを繰り返し考えながら書き出す時間にピッタリなものに感じられます。

店にいる時は傍らに置いた、ル・ボナー製のオリジナルダイアリーカバーダブルに1日1ページのダイアリーを入れて使っています。
ベルトやフラップがないので、すぐに開くことができて、表紙が硬めになっているので不安定なところでも書くことができます。
ベルトやフラップがない端正な佇まいも、私には仕事時間に合っているように感じられます。

ル・ボナー製オリジナルダイアリーカバーとカンダミサコさんのカバーを平行して使ってみてよく分かりましたが、同じダイアリー、ノートカバーでもそれぞれの設えによって使いたい思わせるシーンが違うということです。

それは人それぞれ違う用途だと思いますが、私の場合仕事あるいは活動中に使いたいのはオリジナルダイアリーカバーであり、静かに思考する時間に使いたいカンダミサコ文庫本サイズノートカバーなのです。

文庫本サイズは、携帯にも便利な大きさですし、手に馴染みのある形ですので、持ち歩いて使う人も多いと思います。
このカバーも万年筆を1本しっかりと保護しながら収めることができるので、あるいは持ち歩きにも適したものなのかもしれません。
その物の良さを感じ取ってそれぞれの人が自分が使いたいと思う用途を考えればいいのだと思います。

用途は決まっていないけれど、何か使ってみたいと思わせる魅力がこのノートカバーにはあります。