大人の手帳リフィル 筆文葉リフィルの紙質

大人の手帳リフィル 筆文葉リフィルの紙質
大人の手帳リフィル 筆文葉リフィルの紙質

カンダミサコバイブルサイズシステム手帳は、8ミリ径という細いリングを採用することで、綴じ手帳と変わらない携帯性と左ページに書く場合でもリングが邪魔になりにくく(右利きの場合)なっています。
リングが細いということは、そういうメリットがありますが、紙をたくさん挟むことができないというデメリットがあり、内容を常に整理することを使い手に要求するものでもあります。

細いリング径のシステム手帳でいかに紙を少なく使うかを考えた時に、なるべく文字を小さくして1ページの情報量を多くするということは、単純ですが効果があります。
私の場合3ミリ罫に文字を入れるというもので、細く書ける万年筆ではみ出さないように書くには相当小さな文字を書かないといけませんが、国産の極細ならそれができる。
小さな文字を書いても、文字がつぶれたりせず、クッキリと楽に読むことができます。
当店と金治智子さん共同企画のオリジナルブランド筆文葉(ふでもよう)に使っている紙は厚めなので、細いリング径のシステム手帳にはより紙の節約を要求するけれど、丈夫でインクの吸収が早く、私たちが考えるシステム手帳用紙として理想的なものでした。

最近の手帳用紙は、表面がツルツルしていて、書き心地もひっかかりがなく、薄くても裏抜けしないというものが多く、それがトレンドになっています。
でもそういうものばりでは面白くない、と考えました。
筆文葉の用紙はにじみや裏抜けはないけれど、書くと心地よい手応えがあって、その紙自体に存在感がある。この紙は書く楽しみを味わっていただけると思っています。
筆文葉リフィルの売れ筋は3ミリ横罫で、9ミリごとに濃い罫線になっていて9ミリ罫としても使うことができるというもので、他にはないことが売れ筋の理由だと思っています。

売れ筋2番手は水玉罫で、これはどのように使うか考えながら、試行錯誤を要しますが、他にないということは3ミリ横罫と共通しています。
横罫などに箇条書きするとつまらなく見えてしまうものが、水玉罫に書き込むことで、ワクワクすることのできる紙面になり、楽しみながら書くことの役に立つと思っています。

もちろんそれぞれの用途で、好きに使ってもらうことが一番良いけれど、それぞれのリフィルの使い方の提案を金治智子さんが新しく開設したブログ「筆文葉のある生活」(https://fedemoyou.wordpress.com)で提案しています。

筆文葉から3つ折りで、左右で1年を見開くことができるカレンダーも発売していて、それは1月から6月は初年度だからついている今年だけのボーナスパックで、本来は7月始まりで、表面に7月から12月、裏面に1月から6月が載っていて、来年以降も同様のものを発売していきます。

要するにカレンダーは発売しているけれど、もう年が始まってしまっていると心配されている方に、そんなことはないですよと申し上げたかったのです。

3つ折りカレンダーは、とてもシンプルでコンパクトな仕様で、なるべく文字数を少なく明確に書くことを要求されますが、同じものが3枚入っているなど、今までのものと明らかに使い方が違うカレンダーレフィルです。
このあたりの使いこなしもブログで提案していきたい。
筆文葉リフィルでの金治智子さんのアイデアはまだまだ尽きることなく、いくらでも出てきて、ブログも充実していく予定です。
当店もシステム手帳をもっと盛んにしたいという情熱に燃えている。
筆文葉。ユニークで、大人が楽しめるシステム手帳リフィルのブランドにしていきたいと思っています。

⇒バイブルサイズシステム手帳(Pen and message.仕様)
⇒筆文葉システム手帳リフィル