ドレープとコンチネンタル 2つのペンレスト兼用万年筆ケース

ドレープとコンチネンタル 2つのペンレスト兼用万年筆ケース
ドレープとコンチネンタル 2つのペンレスト兼用万年筆ケース

これが当店のオリジナルのペンケースだと胸を張って言えるものが、ペンレスト兼用万年筆ケースです。
良質な革を使って、丁寧で上手なカンダミサコさんが縫製しているので、フタを閉じたり、開いたりの動作を続けて3年以上使っている私たちのこのペンケースはどこもほつれてこないし、コバはがれてくることもありません。

フタを閉じれば安心してペンを持ち運ぶことができるし、フタをペンの枕のようにして開いて机の上に置いておくと、ペンをすぐに取り出すことができる。
使用中のペンの仮置き場にもなって、万年筆を使う人の実際の使い方に合っていて、デザインもさりげない。
このペンケースはとても当店らしいもので、万年筆を使う人全てにこのペンケースを使いやすさをお伝えしたい。
素材であるシュランケンカーフは色数が豊富で、作り始めて3年が経つけれど、いろんな色でこのペンケースを作りたいと思っています。

そして当店の女性に向けた商品を提案するブランド“ドレープ”として使いたかったのが、エッグシェルです。
エッグシェルは、女性の持ち物らしい煌びやかさと柔らかさを感じさせるシュランケンカーフの色のひとつで、きっと素晴らしいものができるだろうと思っていました。
しかし、限定品的な革でカンダさんでもなかなか手に入れることができず、ずっと待っていました。
1年がかりでやっとカンダさんのところにエッグシェルが入荷し出来上がりました。
さりげないペンケースと先述したけれど、エッグシェルのペンレスト兼用万年筆ケースは、ゴージャスという言葉が合うような、光り輝く存在のものになりました。
昨年辺りから当店に女性のお客様が来られることが多くなって、女性の方にも使っていただけるものを提案するという取り組みが“ドレープ”です。

6月からスタートした、当店スタッフの久保が女性の目線で万年筆などについて書いている⇒ドレープのブログを中心として、今後も万年筆が好きな女性のために、万年筆が好きな女性を増やすために、活動していきたいと思っています。

もうひとつ、オリジナルシステム手帳と同じ革、ダグラスを使ったコンチネンタルペンレスト兼用万年筆ケースです。

以前からこういうものを作ってみたかったと思っていました。
今までシュランケンカーフだけで作っていたので、違う革で作るとかなり印象が変わり、かなり男っぽいものに仕上がっています。
私は3か月程前から使っていますが、艶が出始めて、思った通りのエージングを見せてくれています。

ベラゴの牛尾さんにシステム手帳を作ってもらった時、揃いの革でペンケースも作りたいと思っていました。
それは牛尾さんがシステム手帳用に仕入れた革の一部をカンダさんに渡してもらうことで実現しました。牛尾さんとカンダさんは何か全くタイプが違うけれど、交流があって、お互い認め合っている。
そんな職人さん同士の繋がりがあって完成したと思っています。

エッグシェルのものも、コンチネンタルのものも、比較的太軸の万年筆も収めることができて、モンブラン149も収納することができますので、大半の万年筆を収納することができます。

このペンケースを日本中、世界中の万年筆を使う人が使ってくれて、そこにさりげなく当店のロゴが入っている。そうなると面白いと半ば本気で思ったりしています。

⇒コンチネンタル ペンレスト兼用万年筆ケース
⇒エッグシェル追加!ペンレスト兼用万年筆ケース