明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年当店は15周年を迎える節目の年なので、今までとは一味違うより良い年にしたいと思っています。その動きが今年結実するか分かりませんが、新しい展開のために考えていることを実現させたい。
昨年は色々な締め切りに追われて、それをこなすだけでやっている気になっていてはいけないと思いながら1年が経ってしまいました。
私の仕事は目標を定めて周りの人も動かしていくことだけど、それができていない。たまたま運が良いからいい感じで物事が自然に流れているけれど、自分の締め切りをこなすのに精一杯で、マネジメントとはほど遠い状態でした。
自分の役割は、諸葛孔明のいない劉備玄徳やタイプは違うけど本多正信のいない徳川家康のようなもの、あるいは昔のプロ野球でたまにあった監督と選手を兼任するプレイングマネージャーで、成功した例はあまり多くない難しいものだと思っています。
考えてみると、軍師にも色々なタイプがいることが分かります。主君の定めた目標を実現するために自ら様々な働きをする軍師、陰で主君にアドバイスを授けて自身は下がったところから全体を見ている軍師。
石田三成の軍師島左近は、器の大きな人で三成を大きな心で見守り三成の性格的な偏りも諌めていた。三成の軍師を引き受けた時点で、三成が家康と対立して戦いになることも見通していて、命を捨てる覚悟もできていた。
島左近を自分より多い取り分で雇った三成もすごいと思いますが、左近がいたことで三成は家康と天下を決して戦うことができるまでになったとも言える。
話を戻すと、自分で店を始めたのもいつまでも現役でいたいという想いもあったからで、難しいことではあるけれどやるしかありません。自分の仕事の締め切りや普段の仕事をしながら、店全体の様々な事が予定通りに進むように管理する必要があります。
そのために必要なものは、目的を達成するという気持ちの次には、スケジュール帳だと思っています。
何か長期の計画を考える時に、1年間を見渡せるようなダイアリーやカレンダーが必要になり、スケジュールを具体的に落とし込んでいくときにはマンスリーダイアリーやカレンダーが必要になってきます。
見開き1週間や1か月など、ダイアリーには様々な見開き日数のタイプがありますが、当然ですが見開き日数が少なければ1日当たりの書くスペースが大きくなり、見開き日数が多ければ書くスペースが小さくなります。
見開き日数が多くて、1日当たりの書く欄が大きいものが完璧なダイアリーということになりますが、紙を大きくしていかない限りそんなことは難しい。
新年も始まっていますが、オリジナルマンスリーダイアリーについて語ると、スケジュールの把握しやすさと、無理なくレイアウトされている書き込み欄を持った良いダイアリーだと自信を持っています。
このマンスリーダイアリーの可能性を広げて、もっと多くの人に使っていただきたいといつも思っていました。
これだけ毎年リピートで使っていただいている方が多い、ダイアリーの中身に手を入れることは憚られるという認識が私にもあって、思いついたのがこのマンスリーダイアリーをダイアリーとカレンダー両方で使うということでした。
持ち運んで使うことがダイアリーの普通の使い方ですが、普段は据え置きあるいは壁掛けのカレンダーとして使えるよう、木製フレームを作ってもらいました。
このフレームに入れることで、マンスリーダイアリーをカレンダーとして使うことができます。
脚は取り外し式で背面に2つの穴が空いていますので、立てられない場合はプッシュピンなどで壁やパーテーションに掛けることもできます。
自分の仕事は手元の手帳でできるかもしれないけれど、もっと大きく物事を動かす道具として、マンスリーダイアリーも使っていきたいと思っています。