毎日を丁寧に暮らすためのダイアリー

毎年、十日えびすの前後の水曜日に西宮えびす神社に行って、笹を買って帰ります。

西宮えびすと言えば境内を走って一番福を競う福男レースで全国的に有名ですが、自分たちも一年に一度は必ず歩く場所がテレビで繰り返し映るのは楽しいものです。

昨年はコロナ禍ということで訪れる人も少なかったように思いましたが、今年は夜店も参道いっぱいに出ていて、賑やかでした。

宗教も持たず信心深くもないのですが、毎年の恒例行事なので、もし行かなくて店が上手くいかなくなったら後悔すると思って、ジンクスのつもりで毎年行っています。

以前は近くの柳原えびすに行っていましたが、兵庫駅前のコンビニで店員さんにからんでいる人を注意したら、こちらがからまれて大騒ぎになった。一緒にいた妻がもう二度と柳原えびすには行きたくないと言うので、少し遠いけれど西宮えびすに行っています。

こういうささやかな休みの日の記録も、時間メモリをつけて箇条書きでM6手帳に書いています。仕事の日のことは、方眼罫の正方形ノートに縦線をいれて半分に区切り、1ページ2日にして記録しています。

こういう記録をつけるのは、休みの日も仕事の日も後で見返すことが意外に多く役に立つからですが、その時間一瞬一瞬を大切にしたいという想いがあります。

当店にダイアリーを買いに来て下さったお客様が「毎日を大切にしたいから手帳をちゃんと書くようにしたい」と言われていて、私たちの想いを代弁する言葉だと思いました。

当店のオリジナルダイアリーには、マンスリーダイアリーとウィークリーダイアリーがあります。

マンスリーは予定が確認しやすく、特に仕事においてとても使いやすいので、私も昨年はシステム手帳と併用しながら使っていました。

しかしダイアリーの中に仕事の夢やアイデアも書いておきたいと思うようになって、今年はウィークリーを使い始めました。

ウィークリーダイアリーにはマンスリーダイアリーのページもありますので、予定とToDoとともにアイデアも書けるようになりました。

近年システム手帳が人気があって、バイブルサイズとM5サイズを中心としたシステム手帳ユーザーが増えているのを実感していました。

でも今シーズンは、綴じのダイアリーも盛り返しているように思います。

当店の正方形のオリジナルダイアリーも昨年より売れていて、1冊の綴じ手帳をキッチリと使うことで、1年の記録としたいと思う人が増えたからかもしれません。

そう思うと、私の仕事でもオリジナルダイアリーで十分使えるし、バラバラにならないので、むしろ記録するには綴じ手帳の方がいいかもしれないと思うようになりました。

それにシステム手帳でさまざまな分類を試してみたけれど、私の場合時間の経過という絶対的な条件でページが分かれていく方が、何年後かにも探しやすいことが分かってきました。

オリジナルダイアリーは質感のある上質な紙の表紙ですが、手帳にビニールカバーを掛けると1年きれいなままで使い続けることができますし、軽く、薄くて荷物がかさ張らなくていいかもしれません。

革カバーに入れて使うのも、より愛着を持って使うことができていいものです。

ベルトとペンホルダーがついたミネルヴァリスシオ革のオリジナルダイアリーカバーはエージングするということで人気があるし、カンダミサコさんが作ってくれているカバーはよりタイトな作りで、また違った魅力があります。

エージングしない丈夫で手触りのいいシュランケンカーフに内張りを施し、コバを作らず、シュランケンカーフのしなやかさを生かした作りで、柔らかな印象のものに仕上がっています。

その1冊を見れば2023年の自分の行動を確認することができて、日々を愛着を持って丁寧に生きるために、この一年を記録する正方形ダイアリー、試していただきたいと思います。

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