黒い革のペンケースに金のペンのコントラストがとてもきれいだと気付いたのは、当店のオリジナルのペンレスト兼用万年筆ケースに万年筆を収納した時に上部2cmくらいが見えるからでした。
ここに金の万年筆を3本入れるとなかなか見栄えがしていいのではないかと気付いたのです。
しかし、私が持っている金の万年筆は中字2本と太字が1本。
この3本の万年筆ケースには、細中太字の万年筆を入れて様々な用途のものに対応できるようにしたいと思っていたので、金の万年筆ばかりで細中太字という組み合わせにはできませんので、手帳に書けるような細字の金の万年筆が欲しいと思ったりします。
外国メーカーのシリーズでも日本に入っている金の万年筆が意外と少なく、シェーファーレガシー、クロス、パーカー辺りになります。
ちなみにレガシーブラッシュトゴールドが私の中では有力候補です。
同じイメージのものを字幅違いでそろえたくなるのは、3本差しなどのペンケースの中身をコーディネートしたいという気持ちからで、同じ色合いとか質感で揃えたいと思うのは、この万年筆ケースのようにペン本体の一部分が見えるようなものの存在があるからだと思います。
ふた部分の構造はその素材であるシュランケンカーフのしなやかで強靭な特長を生かしたもので、この万年筆ケースの最大の特長にもなっています。
持ち運ぶ時はふたを閉じた状態にするとペンは露出しませんし、ふたをペンの枕のようにするとペンの上部が露出して、すぐに取り出せるようになっている。
それがペンレスト兼用の名前の由来ですが、なかなか便利に使えるものだと思います。
シュランケンカーフは太い万年筆を入れるとそれに合ってくるし、細い万年筆にも同様にそれに沿うように合ってくる。
傷などに強く、エージングしないと言われているシュランケンカーフですが、使っていると中身に合ってくる良質な革らしさが感じられ、この素材の良さを実感しています。
しばらく品切れしておりました、ペンレスト兼用万年筆ケースが再入荷したのと同時に、ライトグレーにスカイ色の内張りのとても清清しい印象の新色も完成しました。
⇒ペンレスト兼用万年筆ケース(3本差し)gid=2136278″ target=”_blank”>⇒ペンレスト兼用万年筆ケース(3本差し)