在庫が少なくなってきたのと、一部品切れしていた色がありましたオリジナルペンレスト兼用万年筆ケースが出来上がりました。
これもカンダミサコさんによるもので、最近カンダミサコさんの革製品のご案内が続いていますが、カンダさんがいかにピッチを上げて革製品を作っているかがよく分かります。
1月23日(土)24日(日)の代官山蔦屋書店でのイベントに備えてお願いしたもののうちのひとつで、その中でもこのペンレスト兼用万年筆ケースは違う地域のお客様にもぜひ見てもらいたいと思っていました。
ペンケースには様々な形のものがあって、中身の保護を重視するとたいそうになって使いにくくなるし、手軽さに偏ると中身の保護がおろそかになってしまいます。
中身の保護と使いやすさのバランスがとれていながら、モノとして魅力のあるもの、そしてオリジナリティのあるものとして、当店のオリジナルペンレスト兼用万年筆ケースはずっと作り続けていきたいものです。
持ち運ぶ時はフタを閉めて、ペンが脱落しないように傷がつかないようにすることができて、机の上に置いて使う時はフタをペンの枕のように後ろに回して開けたままにできるのでペンを素早く抜き差しすることができます。
使っているペンを仮置きするならペンケースの上にそのまま置くとペントレイのようにも使うことができます。
実際に万年筆を使う人のアクションを考えて、シンプルな形で、良い素材を使って作った、これぞ当店のオリジナルペンケースだと自信を持っています。
3本ペンレスト兼用万年筆ケースは2種類の革があります。
もともとシュランケンカーフを使うことが前提でこのペンケースを作りましたので、シュランケンカーフ仕様のものはしなやかで使いやすい。
ダグラス革を使ったコンチネンタルはそのエージングに魅力のある仕様です。ブラシで磨くように手入れしていただくと美しい艶が出て、これもまた革製品の楽しみのひとつです。
当店のオリジナル商品のため、遠くにお住まいの方になかなか手に取って見ていただくことができませんでしたが、1月23日(土)24日(日)の代官山蔦屋書店でのイベントに持って行きますので、ぜひ直接ご覧いただきたいと思います。
前にも申し上げたことがあるかもしれませんが、このオリジナルペンケースを世界中の人に使っていただきたいと思っていますので、イベントがそのきっかけになるといいなと密かに思っています。
今回が今年最後のペン語りになります。1年間お付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。次回は1月8日(金)に更新いたします。
[お知らせ]
1月5日(火)に工房楔のお年玉企画をホームページにアップいたします。お楽しみに。