毎年発売していますオリジナルダイアリー2020年版が出来上がりました。
最近システム手帳の趣味性の追究ばかりしてきましたが、時系列が分類のルールのダイアリーにおいて、綴じ手帳の優位性は否定しようがない。
ウィークリーダイアリーにはマンスリーダイアリーもあって、予定とToDoを管理して、記録も書ける道具として、これ1冊で全く不足のない完璧なダイアリーだと思っています。
マンスリーダイアリーは薄型で、壁掛けカレンダーのようでパッと見て分かりやすい仕様です。
システム手帳と併用しながら、スケジュールだけをこのマンスリーダイアリーで管理するという使い方にも重宝します。
もしかしたら私だけかもしれないけれど、仕事をもっと良くしたいと思った時に手帳の仕組みを変えたくなります。
せっかく考えて効率的に組んだ手帳の仕組みを全てクリアーにしてゼロから始めることは、もしかしたら無駄な行為なのかもしれないけれど、いつまでも一緒でいいものなんて特に仕事においてはあるはずがない。
時が流れるのとともに仕事の仕方や内容は変化して、気分も変わる。手帳はそれを反映しているものなのだと思っています。
オリジナルダイアリーは、当店と大和出版印刷さんそして分度器ドットコムさんの3社の共同企画で作り始めて、今年で10年になります。
自分たちが理想とする万年筆で書くためのダイアリーを作ろうと、印刷や製本の技術のある大和出版印刷さんと、アイデア豊富で感性の鋭い分度器ドットコムの谷本さん、そして当店の3社で今も作り続けています。
今まで3社の意地と、特に大和出版印刷さんのおかげで続けてくることができましたが、毎年昨年よりも良いものを作りたいと思って作ってきました。
作り上げて、出来たと思ったら違うところが気になり、毎年少しずつ手を加えながら、改良しながら今の姿になった。
10年かけて熟成してきたレイアウト、見やすいフォント、万年筆のインクを弾かない印刷、1年間使い通すことができる強度と平らに開く製本技術、書き味の良い用紙。
手帳の趣味性とか、面白さというものを超越したところにオリジナルダイアリーはあると思っています。
今では様々なフォーマットのダイアリーが存在するけれど、オリジナルダイアリーのフォーマットは奇をてらったように見えず、よくあるものに見えるかもしれません。
しかし、ウィークリーもマンスリーダイアリーも他のどれにも似ていなくて、これを使い始めた人にとって代わるものはないと思えるはずです。
これを使う人の仕事や生活を支えるものとして、より愛着を持てる存在になって欲しいと思い、今回はSkyWindさんにオリジナルダイアリー用ミツロウ引きカバーを作ってもらっています。それは9月末完成予定ですので、またご報告します。
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