出勤や帰宅中、本を読んでいない時は何か書くことを考えていますので、鞄に入れているサマーオイルメモノートを使わない日はありません。
まとまったものは机に向かってノートや原稿用紙に書きますが、自分が書くものの大半はこのメモノートで充分用が足ります。
メモノートに書いたものはパソコンに打ち込んで形にしないと、いつまでも書いたものがメモに残っていますので、それで自分を追い込んでいるようなところもあります。
でも相当な頻度でメモノートを使っていますので、このメモノートへのこだわりも強く、もっと良くしたいという欲求がいつも出てきて、改良点も出てきました。
綴じる紐も当初37cmでしたが、現在は55cmに変更して、和綴じのようにすることによって、表紙の穴から上の部分が反り上がるのを防止しています。
また製造工程上実現していないので、個人的に行っている作業なのですが、穴から上方向に切り込みを入れることでスムーズに中紙を切り離すことができ、ちぎれた小紙片が紐周辺に残らなくなります。
このメモに向かっている時間が長いので、いろいろ気になることが出てくるのだと思います。
今回の中紙を原稿用紙にしてみるというのも、文字数を把握しながら書くことができればとても便利だと思ったからです。
原稿用紙罫を模様としてではなく、本気で原稿用紙として使おうと思っています。
紙の大きさ、一マスの大きさの加減で1枚140文字という変わった文字数になっていますが、無地の状態よりも更に書く気分を盛り上げてくれる罫線が原稿用紙罫です。
もちろん、原稿用紙罫をただの模様としてとらえることも可能です。
私の場合、あれほど色々なメモを使っていたのが嘘のように、他のメモ帳を使わなくなりました。
上質な素材で、シンプルなものを作るWRITING LAB.のイメージが顕著に表れているのが、このサマーオイルメモノートで、メモ帳に本気で使うことができる原稿用紙罫を入れるのもWRITING LAB.的だと思っています。