旅に携えた万年筆~オマスパラゴン~

旅に携えた万年筆~オマスパラゴン~
旅に携えた万年筆~オマスパラゴン~

夏季休業で金沢に2泊3日で家族旅行をしてきました。
私は神戸を適度に街で適度に田舎だと思っていて、それが良いところだと思っていますが、金沢も同じようなところがあるのではないかと思っていました。

新幹線の開通によって駅前の再開発は徹底的に行われたようで、古い建物やお店は一切なく、金沢城周辺など公的なお金がかけられているところはとてもきれいになっていました。
しかし公の手の入っていない他の場所とは激しい対比があって、それを見ると寂しい気持ちになりました。
新竪町商店街などは、きっと一度は寂れたのかも知れませんが、とても良いお店がいくつかできていて、また訪れたいと思わせるものでした。
商店街再興の動きはきっと全国で起こっていて、地方の商業が若い人たちの感性で、それぞれの持ち味を生かして甦ってくるのだと思います。

旅をしながら感じたことなどを書き留めるために、万年筆を携えたいと思っています。
最近は写真も一生懸命撮っているので、書いてばかりもいられないけれど、旅先で見たものから受けた刺激で何か書きたいといつも思っています。

旅の途中は立ったまま書く事も多いので、ラミーサファリでメモしたりしていて、サファリは私のそんな用途にぴったりな万年筆だと思います。
でもホテルに戻ったらより書き味が気に入っている万年筆を使いたい。だから一番大切に思っている万年筆も持って行きます。

今回の旅行にも、オマスパラゴンを持って行きました。
私が持っている万年筆の中では、オマスパラゴンがインクもたくさん入りタフなので、一番旅に合っていると思っています。道中はサファリでメモして、パラゴンでシステム手帳に清書したり、原稿の下書きを書いたりしています。オマスのEFの字幅だと、1本で様々な用途に使えるところも旅向きだと思います。

私はある時から、ある程度重さのある万年筆でないと使いにくく感じるようになりました。
軽い万年筆は手帳やメモ帳に少し書くくらいならいいけれど、きれいな文字を書くには重量のある万年筆の方がいいと思っていて、自分が持っている万年筆の中でも、オマスパラゴンを使うことが多くなりました。

一番気に入っている万年筆を旅先にも持って行くようにしたいと思っていて、今回はパラゴンと旅をしたい気分でした。