机の上はいつも片付けていたい方で、なるべく収納できるものは収納して、机の上に物がない状態にしたいと思っています。
作業する机の上が散らかっていると頭の中もゴチャゴチャしてしまい、パニックになりそうになりますので、シンプルに物事を考えるためには机の上の状態は私にとってとても大切なことなのです。
必然的に仕事の仕方も要領が悪いかもしれませんが単一完結型で、ひとつの仕事をやり終えて片付けてから、次の仕事に取り掛かるというやり方で、同時進行的にいくつもの仕事を平行して完結させていくということは私にはなかなかできません。
机の上をきれいに保つにはきちんと置く、あるいはきちんと収納する場所が決まっていて、しかもその出し入れが面倒でないことが必要な条件なのではないかと思っています。
席を立って、キャビネットを開けてボックスを取り出し、さらにファイルを開いて綴じるというアクションが頻繁に必要であるなら、収納することが億劫になってしまいます。
ついでが出た時に一緒に片付けるということになり、机の上が散らかってしまいます。
収納は簡単でいい加減にできるのが望ましいと常々思っています。
大和出版印刷が工房楔の永田さんに製作を依頼して実現した企画、リスシオ1ポルトは、ウォールナットの質感、メモ用紙には少し贅沢なほどのリスシオ1紙の書き味という特長もありますが、その機能性に一番注目しています。
机の上にブロックメモが1つあればとても便利だということを、デスクワークをされる方は経験されていると思います。
かかってきた電話の用件、他の人への伝言メモ、簡単な下書き、糊付け作業の下敷きなど、その役目は多岐に渡ります。
しかし、一番目のブロックメモに書いたことが処理できていないと、メモを捨てることができず、2番目以降のメモに書きにくいということが発生し、ブロックメモの便利さが大変損なわれます。
書いた後そのメモを処理するまでおいておきたいことは結構多く、そんな未処理メモを立てておく場所があるポルトはとても便利だと思います。
他にも、そのやるべきことを書いて、ポルトに立てておく。手帳を開いて確認するようにポルトのその場所に立ててある紙を確認するという使い方もでき、ポルトはデスクワークをされる方にとって、とても便利に使うことができるものだと思っています。