昨年12月、ル・ボナーの松本さんから私と分度器ドットコムの谷本さんにカンダさんを紹介してくださってから、カンダさんは私たちの大切な仲間になっています。
カンダさんの作品、物作りへの姿勢、皆が協力してあげたいと思わせる人柄などとても魅力のある人で、カンダさんは私たちの中にとても自然に溶け込んで、私たちは喜んでカンダさんを迎えています。
私たちはお互いを単なる取引先と考えておらず、相手の成功や利益を考える、それは何と呼んでいいのか分かりませんが、仲間と思っています。
私たちはカンダさんの成功を心から願っていて、勝手に今年はカンダさんの年だと言い合っています。
カンダさんの革製品による企画を積極的に進めたい思って、カンダさんと打ち合わせを進めています。
カンダさんは上手く表現できませんが、きっちりとした物作りをしながら、肩の力が抜けていて、そこが使う人を笑顔にさせたり、明るい気分にさせたりすることもあるかもしれないと思っています。
今までの重厚で、堅苦しい革のステーショナリーをカンダさんは変えることができる、そんなふうに思っています。
既に扱っているペンシースは大変な人気で、多くのお客様が色違いでいくつも買われるものになっています。
19色展開のペンシースというものは、私の知る限り他になく、好きな色や中に入れるペンに合わせて選ぶことができるのが人気の理由だと思います。
そのシンプルでカジュアルな感じのするものが、多くのお客様から求められていたものだということは、日々の接客の中で感じています。
2800円のペンシースをカンダさんはひとつずつご自分で作っていて、丁寧に大切に作られた感じがするところもお客様に伝わっているのだと思います。
当店と分度器ドットコムさん、ル・ボナーさんでペンシースが人気になったため、カンダさんに忙しい想いをさせてしまっていましたが、先日その合間を縫って作られていた新作が入荷しました。
カンダミサコさんの新作は、とてもかわいらしいペーパーウェイトです。
ブッテーロ革でできていて、ひとつひとつがカンダさんによって丁寧に磨き込まれた美しい光沢を持っています。
丸型と角型があり、それぞれ違う色で5色ずつあります。
ペーパーウェイトというと、重くて冷たい金属製のものがイメージされますが、このように革を巻くことによって、手に優しく、他のものを傷つけないものになります。
机にいくつか置いておくととても便利で、特にメモをとりながらの読書などに威力を発揮するのではないかと思います。