福岡の出張販売が来週に迫っています。
福岡は「Pen and 楔 in 福岡」として、昨年から工房楔の永田氏と共同開催しています。
永田さんは2018年の新作を、当店もこの出張販売のために準備してきたものを持って行きます。
当店の一番のネタは、ウォール・エバーシャープで、多くの人に見ていただきたいと思っています。
私はウォール・エバーシャープデコバンドのプレーンブラックを使っていますが、これに合うインクをいろいろと試しています。
純正のインクは相性も間違いなく安心ですが、できるだけ様々なメーカーとの相性を知っておきたい。日々、インク出や書き心地などを意識するようにしています。
暑くなってから、デコバンドに当店オリジナルインク冬枯れを入れて使っています。
デコバンドをご購入下さったお客様が、たまたまお二人続けて冬枯れを入れて使うと言われたので、影響を受けたということもあります。
ウォール・エバーシャープ純正インクのラインナップはブルーが2色のみなので、日本人としては必要な黒のインクの相性も知っておきたい。
今現在、特に問題なく使えていますので相性は良いのかもしれません。このまましばらく使い続けてみて、見極めたいと思います。
夏に黒インクは合わないのでは?と思われるかもしれませんが、私は夏こそ黒インクが、それも冬枯れが合うと思っています。
黒とグレーの中間で、書いた後紙にスッと沈み、紙一面に書いても色味でうるさくなることはありません。混じりけのない黒を薄くしたような色で、私はこの冬枯れのインクに清々しさを感じています。
日本人が惹かれる墨絵の世界の色です。
最近母校で自分の仕事について話す機会があり、当店がオープンしてからの10年を振り返っていました。
その時々でポイントとなる出来事があり、雑誌「暮らしの手帖」にライターのSさんが当店と冬枯れのインクについて書いてくれたことがありました。
記事の良さ、暮らしの手帖という雑誌の影響力で、全国から読者の女性が、冬枯れのインクと一生ものの万年筆が欲しいと来てくれるようになり、その効果は何年も続きました。できたばかりの店にとって本当に有難いことで、オープン1年以内の難しい時期をこれで乗り超えることができたと思っています。
冬枯れのインクは色として良いインクだと思っていますが、他のインクにはない思い入れがあります。
*現在冬枯れインク製作中のため、ご希望の方には入荷次第ご連絡をさせていただきます。ぜひお問い合わせフォームからご連絡下さい。
⇒WAHL-EVERSHARP(ウォール・エバーシャープ)TOPへcbid=2557105⇒WAHL-EVERSHARP(ウォール・エバーシャープ)TOPへcsid=1″ target=”_blank”>⇒WAHL-EVERSHARP(ウォール・エバーシャープ)TOPへ
⇒Pen and message.オリジナルインクcbid=2552140⇒Pen and message.オリジナルインクcsid=1″ target=”_blank”>⇒Pen and message.オリジナルインク
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