
抵抗力が落ちていたのか、金属アレルギーが顔にも出てしまい、皆様にご心配をおかけしています。少しずつマシにはなっています。本当にありがとうございます。
調整士の方は、ペンを削った金属粉だけでなくインクも金属アレルギーの原因になるそうなので、気を付けた方がいいと思います。
店でお客様をお迎えして万年筆を選んでいただく時に使いたいと思いウォルナット革張りペントレイを作りました。
ペンが10本くらい並べられて、当店の試筆紙をちょうど納めることができるサイズで、シンプルで良いもの。
ウォールナットは家具職人であるSMOKEの加藤さんもよく使う素材で、派手な木目のある木ではありませんが、落ち着いた質感のある、こういうものを作るのに適した素材だと思います。
店の備品として試筆の際に使っていたトレイでしたが、お客様の需要もあるのではないかと、数年前から販売しています。
大切なペンを硬い机の上に直接置くのではなく、革張りのトレイの上に置く安心感は大いにあると思いますし、帰宅した時にポケットの中にあるものや時計を置くためのオーバーナイターとしても使うことができます。
前回のロットまで、内張りの革にブッテーロを使っていましたが、今回からベルマットという革に変更しました。
ブッテーロも使ううちに艶が出てくるとても良い革ですが、何かを置くためのトレイの革としてはもっとソフトで傷に強い革にした方がいいのかもしれないと思いました。
ベルマット革は革張りをしてくれているフリーススピリッツさんが革作りから関わっているフリースピリッツオリジナルの革で、派手さはないけれど、柔らかくて質感の良いていい革だと思います。
複数のペンを用途によって使い分けて書くようなときは、ペンを立てて置いておく方が道具として使いやすいと思います。
私はペン先を調整する時にいくつかの道具を使い分けていますが、それらの道具は穴の空いた木塊に立てて置いて使っています。
道具として立てて置くようになって、仕事の効率は格段によくなったと思います。
ペンを机上に立てて置くアイテムとしてペンテーブルとペンカウンターがあります。
ペントレーと同じSMOKEの加藤さんが作っていますが、どちらも家具職人である加藤さんが生み出した造形で、神戸家具の雰囲気のある完成されたものだと思っています。
大きく告知しなくても静かに売れ続ける商品があって、それは本当に商品力の高いものだと思いますが、ペンテーブルとペンカウンターもそういうもののひとつです。
ペンを寝かせて置くもの、立てて置くものもペンを楽しむためにあっていいものだと思います。