カンダミサコミニペンシース

カンダミサコミニペンシース
カンダミサコミニペンシース

どんな業界にも才能のある人というのは当然いて、そういう人は地道にその地位に登っていくのではなく(ご本人はもちろん努力されていますが)、ある日突然脚光を浴びて、有名になっていくものだということを、たびたび目にしてきました。
私の身近にいる人では、カンダミサコさんがそれに当てはまると思っています。彼女をサポートする旦那さんの企画力、マネージメント力も相当に才能が感じられて、強力な力になっています。
カンダさんをル・ボナーの松本さんから紹介していただいて、ペンシースを扱い始めてから4年くらいしか経っていませんが、今では大丸百貨店でのイベントに年数回定期的に声が掛かり、出ればお客様が集まるほどの知名度を持った人になりました。
一緒に仕事をしている人がそうやって成功して、有名になっていくのを見るのはとても嬉しいし、関わりのある人が成功していくことは当店としても非常に大きなメリットがあると、少し厭らしい考えだけど、思ったりします。

カンダさんと仕事を始めた最初がペンを1本だけ収納するペンシースで、これは今もたくさん売れる、当店に来ていただく理由にもなるものです。
筒型のとてもシンプルな構造で、パリッとしたものが多い万年筆関連のものの中で、そういった肩の力が抜けた印象を受けるところもカンダさんの作る革製品の一貫した特長になっています。

ペンシースは、この表現が万人に通用するものかどうか分らないけれど、最も標準的なプロポーションを持つ万年筆であるペリカンM800が無理なくピッタリと収まるサイズになっています。
レギュラーサイズの万年筆は収めることができて、汎用性があって、とても使い易い。
でもカンダさんのペンシースを使う人はもっと可愛らしいペン、例えばペリカンM300のようなミニペンにも合わせたいのではないかと思い、当店オリジナル仕様としてミニサイズのペンシースを作っていただきました。

ペリカンM300シリーズ、アウロラミニオプティマシリーズ、デルタドルチェビータミニ、パイロットレガンス89Sなどを収めることができます。

ペリカンの限定品M101リザードも上下1mmずつほど出てしまいますが、これは収まっていると言って差し支えないだろうと思っています。
普通サイズのペンシース同様に傷に強く、とても使いやすく発色のきれいな革、シュランケンカーフを使用しています。
当店とカンダさんとの企画、A7サイズの小さなメモカバー、A5サイズノートカバーなどと色を合わせていて、揃いで持てるようにしています。
ミニペンは机上で使うよりも、外に持ち出して使うべきものだと思っていますので、そんな使い方に役立つのが、カンダミサコミニペンシースだと思います。