
当店のオリジナル万年筆を作ってくれている上海の工場の代表とは1年中何かやり取りしています。彼は日本にもよく来ているので、その度に来店してくれています。
先日は夕方の来店だったので、夕食に行こうということになりました。
前回一緒に食事をした時は、彼の友人4人とある有名な焼き肉屋さんに行きましたが、その店は彼が予約してくれました。中国に行った時も、観光客は絶対来ない知る人ぞ知るワンタンの名店に連れて行ってくれました。かなりの食通だということは別の方から聞いていましたので、お店選びは難しいと思いました。
私は有名なとんかつ屋さんにお連れしようと思っていましたが、急なことで予約が取れませんでした。結局、私が一番信頼して通っている中華料理店に行きましたが、中国人を中華料理屋さんに連れて行くという、シュールなことになってしまいました。
でもお店の人が直接中国語で料理の説明なども詳しくしてくれましたので、とても喜んでもらうことができました。
ベースのモデルがない当店完全オリジナル仕様の「オリジナル万年筆コンチネンタルクラシックインスピレーション1985」は、レギュラーサイズとオーバーサイズの中間の少し大きめのボディで、握りやすさ、筆記バランスがとても良いと、試筆された方によく褒めていただきます。
私も毎日使っていて、自然に持てる良いペンだと思います。
もともとアメリカンクラシックなペンを目指して作り始めましたが、直感で良いと思って選んだ琥珀柄のアクリルレジンの軸、何度もやり直して生まれたペン先の鳳凰のデザインなど、出来上がってみたらオリエンタルな雰囲気の万年筆になっていて、自分たちの精神がそのように導いたのだと思いました。
コンチネンタルクラシックインスピレーション1985は、ゴールドプレートのスチールペン先と14金ペン先を作ってもらっていて、当店で調整して仕上げています。
ペン先もオリジナル仕様で、金ペン先の半分近くは未研磨の状態での入荷ですので、様々な研ぎを施すことができるなど、かなり自由が利きます。
先日は若いニブ作家のTAKUさんに2層、3層のペン先を作ってもらって、コンチネンタルクラシックインスピレーション1985にセットした状態で販売しました。
それぞれ各1点だけの入荷でしたのですぐに売れてしまいましたが、近々またご用意できるように製作依頼しています。
ペン先の上にペン先を1枚重ねた2層、あるいは2枚重ねた3層のTAKUさんの作るペン先はとても美しい。非常に丁寧な仕事をしてくれていますので安心してお客様にお勧めすることができます。
その美しい仕上がりは、いつまでもルーペで見ていられます。
書き味も良く、極太字から細字まで書くことができて、最も表現力のある筆記具である筆のようだと思っています。
こういうペン先の万年筆で、中国の千字文などの書のお稽古ができたら楽しいだろうなと想像しています。
TAKUさんのことはSNSで知って、そのお仕事振りは拝見していました。
当店もオリジナルペン先を持つようになって、TAKUさんにお仕事を依頼できるようになりましたので、いずれお会いしたいと思っていました。そんなとき、5月末のNANIWA PEN SHOWでお会いすることができて、依頼することができました。
最近若いニブ作家さん、調整士さんが多くおられて、1つのムーブメントのようになっていると実感しています。そういう方々と繋がりを持ちながら、時代に合った万年筆を販売できるようにしたいと思っています。
若い人はテクニックもあり、美しい仕事をするすごい人が多いですが、SNSの使い方も上手で勉強になります。先日はTAKUさんのインスタグラムの共同投稿というものを教えてもらいました。オジさんはそんなことも知らなかったのです。
TAKUさんのペン先を搭載したオリジナル万年筆は、定番として継続して販売していきたいと思っています。
⇒(予約販売)TAKU製作2層ニブ搭載 Pen and message.オリジナル万年筆コンチネンタルクラシックインスピレーション1985
⇒(予約販売)TAKU製作3層ニブ搭載 Pen and message.オリジナル万年筆コンチネンタルクラシックインスピレーション1985








