カンダミサコ2本差しペンシース~シンプル、軽やかなペンケース~

カンダミサコ2本差しペンシース~シンプル、軽やかなペンケース~
カンダミサコ2本差しペンシース~シンプル、軽やかなペンケース~

久々にカンダさんが2本差しペンシースを作りました。
最近当店の革製品におけるカンダさんへの依存度が高く、本当に忙しい思いをさせてしまって申し訳なく思っていますが、それをカンダさんはどう思っているだろう。
私の持論として、2本差しは1本差しや3本差しに比べて売れにくい傾向があると思っていますが、カンダさんの2本差しペンシースは例外です。

万年筆用のケースは、構えた感じのものや重厚なイメージのものが多いけれど、カンダさんの2本差しはそんな万年筆らしいところが全くない。
軽やかに、あっさりとしているところが良いところだと思っています。特にこれからの季節、重厚なものよりも軽やかなものの方を使いたいと思う。人の好みは夏と冬とでは全く変わってしまうものだと思います。

とてもシンプルな作りですが、わずかなカーブや色の組み合わせなどでカンダミサコらしさもちゃんと表現されています。
この2本差しペンシースは、1本差しのペンシースなどの他のものと同じようにカンダさんしか作ることができないものだと思っています。
今までのシステム手帳とは違うものを作りたいということで、カンダさんが製作してくれているバイブルサイズシステム手帳と共通する趣きのようなものがあって、揃いで持ちたいと思わせてくれます。
私はこのカンダミサコ2本差しペンシースに、手帳用万年筆と手帳にしか使っていないペンテルマルチ8を入れて使っています。
標準的な太さのペンなら適度にホールドしてくれて使いやすい。
それは素材であるシュランケンカーフの、中身に応じて伸縮し、しっかりした張りを残しながらその形状を維持してくれる特性もあって、素材と形がピッタリとハマったものだと思っています。
2本のペンをスマートに収納してくれて、スマートに使うことができる2本差しペンシース。
夏ペンケースと言う言葉がピッタリな、温かくなる季節の好みの変化に応えてくれるペンケースです。

⇒カンダミサコ2本差しペンシース

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⇒2009.12.04「カンダミサコさんのペンシース」