毎年非常にたくさんのダイアリー が文房具店や書店の店頭に並んで、多くの人が1シーズンにそれらを1冊だけでなく、2冊以上買うことも珍しくないと思います。
でも毎年必ず同じ物を使い続けている人は少ないかもしれませんし、繰り返し使われるリピーター率の高いものというのは、決まっているのかもしれません。
そんな厳しいダイアリー商戦に私たちが敢えてオリジナルダイアリーを出して挑んだのは、ダイアリーが私たちの筆記習慣の中心となるものだと思ったからです。
言い変えるとダイアリーは万年筆を使う理由として最初に多くの人が挙げるものだからです。
手紙などを書かず、電子メールで全て済ませる人でも手帳は手書きする人が多いので、そういった人たちにも使っていただくための、独自のこだわりを持ったダイアリーを発売したいというのは願いに近いものでした。
当店のオリジナルダイアリーは、分度器ドットコムさん、大和出版印刷さんとの共同開発で、それぞれの得意分野を反映しています。
ダイアリーの用紙は大和出版印刷の万年筆用紙リスシオ・ワンです。
リスシオ・ワンは文句なしに書き味が良く、この紙の書き味を知ってしまうと他の紙が使いにくくなるほどです。
リスシオ・ワンの書き味を確かめながら、書くことを楽しみたい方には、デイリーダイアリーが最適だと思います。
日記のように使うことができる、日付の入っていないフリーダイアリーですので、その日の書く分量によってページを加減することができます。
1ページの4分割レイアウトは各人の工夫で、様々な使い方ができます。
同じ項目は、ページの同じ場所に書くようにすると後から見たとき必要な情報を見つけだしやすくなります。
月間ダイアリーの一覧性は侮れないものがあります。スケジュール管理をするために一番使いやすい形はこのようなカレンダータイプだという方も多いかもしれません。
たくさんの量を書き込むことはできませんが、一覧性と同時に書き込むことも楽にできます。
ページの一番左側の部分、1ヶ月の目標や予定を書くスペース、各週の始めにあるスペースはその週の予定や、日にちは決まっていないけれど、この辺りの予定などを書き込むのに便利です。
月間ダイアリーは定番のレイアウトの中に、独自の工夫を盛り込んだものになっています。
週間ダイアリーは、シンプルな定番レイアウトを守りながら、使い手の自由度を高めたものになっています。
1日を大きく2つに分けたページ欄は、当然午前と午後に分けて使うことも可能です。
仕事とプライベート、自分と相棒の予定など様々な使い方が工夫ひとつでできる、実は優れ物なのです。
これらのダイアリーと横罫や方眼のノートを組み合わせて使うために便利なカバーもル・ボナーさんが昨年同様制作しています。
カバーの完成は11月上旬ごろを予定しています。
あと2ヶ月半で2011年。
当店のオリジナルダイアリーをぜひお使いいただきたいと思います。