カンダミサコ革鞄、取り扱い始めました

毎日使う通勤バックは、同じリズムの生活を13年も続けていると、どの季節にどんなものが必要かが大体分かってきます。

私は万年筆や手帳類、水筒などただでさえ荷物が多い方なのに、今の季節は冷房対策の夏用ジャケットも増えます。更に最近は色々な仕事の締め切りが迫っていて、仕方なくパソコンも持ち歩いているため今までで一番荷物が大きいかもしれません。

神戸は雨が少ないと言っても、梅雨なのでいつ雨が降るか分かりません。気にしない人も多いけれど、ブッテーロ革など雨の跡が残るタンニンなめしの革の鞄は何となく避けたい。

そういうことを考えると、フィルソンの大きなトートバッグ以外に考えられなくてずっと使っていますが、さすがに色褪せたり、くたびれたりしてかなり使用感が出てきました。

それがフィルソンの味で、普段使いにはいい感じだけれど、通勤時にはカジュアルすぎる気がしてきました。

新しい鞄が欲しい。でも常に革靴が欲しいと思っているので我慢しようかとか考える時間も楽しく、いい気分転換になっています。

鞄が好きな人は多い。いや鞄を嫌いな人などいないのかも知れません。

当店のお客様、特に女性の方に喜んでいただけると思って、カンダミサコさんの鞄を扱い始めました。

最後にカンダさんが出店した伝説の大丸神戸店でのイベントから8年近く経っています。

カンダさんが公の場所に出なくなったことで、カンダさんの鞄を実際に見ることは殆どできなくなりました。それができる場所になればと思っています。

カンダミサコさんの鞄の特長は、しっかりとしたオーソドックスな鞄をベースに、オリジナリティを感じさせる要素が盛り込まれている所だと思います。基本に忠実に作られた鞄はいろんな服装に合わせやすく、長くご愛用いただけるものだと思います。

カンダミサコさんがメインで使っているシュランケンカーフは、水に強く、汚れも落としやすいので、梅雨の季節でも安心して使うことができます。また、大抵のお店の入り口にあるアルコール洗浄水がついてもシミになりません。

エージングはあまりしませんが、発色が美しくいつまでもきれいに使うことができます。

当店にご夫妻で来店されたお客様が、旦那様が万年筆を見ている間に、奥様が鞄を見て下されば、良い店になったなと自画自賛できます。

男性でも違和感なく使えるものもあり(スタッフMはすでに購入して毎日使っています)個人的にはtoneかPaneが欲しいと思って、毎日眺めています。ぜひ皆様もご覧下さい。

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