サファリを何度も使おうとしましたが、紛失したり、人にあげてしまったりして手元に居ついたことがなく、今1本も持っていません。
でもいつもなぜか気になって、使ってみたいと思わせる存在ではあるのです。
かなり厚いものでも挟むことができるクリップは厚手のコートのポケットにも挟むことができますし、キャップはパッチン式(勘合式)でちょっとメモしたりする時に便利です。
ABS樹脂のボディは軽くてあまり気を使わなくていい。
書き味も軽く、独特のものがある。
万年筆の中のサファリというよりも、サファリという筆記具が存在しているかのように思える。
万年筆というものはどんなものでもそれなりに雰囲気を持っていて、その物自体が何かを語ってくれる物だと思っています。
字を書かずとも、ただポケットに差しているだけでもその人が知的に見えたりする物。それが万年筆かもしれません。
でもサファリはそんなある種の誤魔化しは効かない。実際に使わなければいけない万年筆です。
そういった理由からか、サファリを使っている人はとてもクリエイティブに見えたりするものです。
サファリは何本も持っていたい万年筆でもあります。
定番のものを中に入れるインクの色によってボディカラーを変えて持つのもいいし、過去7色あった毎年発売される限定色を1本ずつ揃えていっても結構な本数になります。
もしご当地サファリなどがあれば、旅に行った時の記念になるかもしれないなどと想像したりします。
ラミーサファリフレンドシップペンが発売になりました。
これは毎年発売される限定色ではなく、日本とドイツの国交が始まって150年の記念に発売された特別企画のペンです。
万年筆を使っている人でドイツに親しみを持っている方は多いので、このペンは人気が出るだろうと思いましたし、私も欲しいと思いました。
私のようにサファリを持っていない人のサファリのきっかけとなるかもしれない特別なサファリの限定発売です。