当店でのイベントの企画やオリジナル商品の企画があって、WRITING LAB.でもオリジナル商品を企画しているので、それらを綴じノートに記録して時系列に流れていってしまうと、どんな話をした?とか、あの時どうだったか?とかということが多々あって、それぞれを項目ごとに整理して管理する必要性を感じました。
当店で先ごろ受注を始めましたシステム手帳は、内容を項目ごとに分類することができるので、複数ある同時進行していくプロジェクトを把握することができます。
システム手帳を使わずに、これらを管理する手法としては複数のノートや手帳を使い分けるということになります。
小学校で習ったノートの使い方のように、プロジェクトごとにノートを変えられるように、WRITING LAB.で薄型ノートを作っています。
B6ダイアリーの後ろに挟むことができるように表紙を少し狭くして、薄くしています。
ちょっとしたことですが、システム手帳に代わるものを提案できるとしたらこういうものになると思っています。
オリジナルの正方形のダイアリーもあるので、小さな1軒の店で3種類のサイズ、形態のノート/ダイアリーを提案していることになりますが、これは当店の万年筆で書かれるものへのこだわりと探究心の強さの表れだと思っていただければ幸いです。
ライティングラボのB6ノートの世界をさらに充実するために、革製の下敷きを作りました。
B6カバーでも使っているブライドルレザーとナッパCB革を薄く剝いて、背中合わせに貼り合わせています。
B6のダイアリーやノートに挟んで、下敷きに使ってもらうつもりで作りましたが、こういう革のマットはなかなかあると便利だと思っています。
ペンを扱っている私たちがいつも気にしているのは、ペンを直接硬い机の上に置きたくないということです。
自分で使っている万年筆もなるべくなら直接机におきたくない。ペンケースに収めないのであれば、ダイアリーなどの上に置くようにしています。
こういうものを少し仮置きするのにも革のマットがあればとても便利で、出先ではこのようなサイズの下敷きは重宝するのではないでしょうか。
革のマットということで、カンダミサコさんが作っているブッテーロ革のデスクマットも出来上がっていて、当店の万年筆で書くためのものが充実してきました。