3本のペンをかさばらずに収納し、使用中や机の上に置いている時はサッと取り出せて、持ち運ぶ時にはフタをかぶせればペンの落下を防いでくれる。
万年筆やペンを使う人の実状にあった、これ以上に使いやすい形はないと思えるペンケースが当店のオリジナルペンレスト兼用万年筆ケースです。
他にない形と機能の、当店のこのペンケースはもう3年カンダミサコさんに作り続けてもらっています。
一時、色ものもありましたが、最近はブラックばかりになっていました。
そこで当店の新ブランド発足とともにライムグリーンとライトレッドの外装で、それぞれ2種類の内装色のものを作りました。
シュランケンカーフのブラックも渋くて好きですが、この革の持ち味はその発色の良さにありますし、重厚でなく、かさばらないこのペンケースに女性の愛用者の方も多く、カラー展開を望まれていることも薄々気付いていました。
ここ最近当店は女性のお客様の来店が目立って多くなり、カンダミサコさんの商品や、ル・ボナーさんのデブペンケース、オリジナルインクなどをお買い求めいただいていましたが、女性に向けた商品をもっと充実させたいと思っていました。
今まで私の独断による男っぽいオリジナル商品ばかり作り続けてきて、それも当店らしさになっていると思っていますが、新たな展開も試みたいと思った次第です。
インターネットでお買い物いただいているお客様にはお馴染みの当店の女性スタッフ久保は、実はこの業界に23年いるベテランで、ステーショナリーと生活してきたと言っても過言ではありません。
万年筆に関しては私の倍、いや3倍の本数を所有していて、その内容は人が羨むものは必ず押さえているという、自分の世界に凝り固まっている私と違ってグローバルな視野を持っている。
女性目線での商品作りを目指して、新ブランド“ドレープ”を立ち上げることになりました。
ドレープは新しく始めるブログを中心に情報を発信して、その中でオリジナル商品、ドレープ的商品を女性の目線で紹介したいと考えています。
今回のペンレスト兼用万年筆ケースのライムグリーンとライトレッドは“ドレープ”の第1弾のオリジナル商品ということになります。
先日発売しましたオリジナルシステム手帳「コンチネンタル」は男性よりの今までの当店の流れの中にあるもので、コンチネンタルシリーズとして拡大していきたいし、ドレープももうひとつの当店の流れとして大きなものとして育てていきたいと思っています。
コンチネンタルとドレープという柱を2本立てることによって、試行錯誤していたものがよりすっきりとしたと思っています。
より多くの万年筆を使う人に当店と関わっていただきたいと考えた新ブランド“ドレープ”の立ち上げで、ドレープが当店をより楽しい存在にしてくれると思っています。