休日に出掛けると、文具店でダイアリー売り場をよく見ています。それぞれに考え抜かれた罫線のレイアウトを見るのがとても楽しく、その中から取り入れることができる要素はないか見ています。
たくさんのダイアリーを見ていつも思うことは、オリジナルダイアリーはやはり理想のダイアリーだったということで、でもそれで安心することなく、愛用している方に迷惑をかけないことも意識しながら、改良していきたいと思っています。
当店のオリジナルダイアリーの優れた部分は、適度な余白があるというところだと思っています。
ほとんどのダイアリーがカチッと作り込まれて完璧にフォーマットされているけれど、そのフォーマット内に書けないものも中にはあって、例えば日程のはっきりと決まっていないものを書くスペースを備えたものは少ないと思っています。
当店のダイアリーは、マンスリーを例にとってみると、日は決まっていないけれどその月に予定されていることを記入することができ、日は決まっていないけれど、この週に入るという予定も記入する欄があります。
この曖昧な予定が書けるのがオリジナルダイアリーの度量の大きいところだと大いに自画自賛しています。
ウィークリーダイアリーにもフリーのメモ欄があって、予定、ToDo、メモなど使う人によって様々な使い方ができる、むしろそうやって使って欲しいという意図を持って作っています。
やはりオリジナルダイアリーに代わるフォーマットはなく、その存在意義を改めて確認していて、多くの方に使っていただいて、広めていきたいと思っています。
オリジナルダイアリーには大和出版印刷さんが万年筆用紙として開発したグラフィーロ紙を使用しています。
グラフィーロは、万年筆での滑らかな書き味を追及していて、普通なら引っ掛かりが出そうな極細のペンでも引っかからずに滑らかに書くことができます。
ダイアリーを書く場合、後から見やすいようになるべく細いペン先で書いた方が良いようですが、その用途にグラフィーロは合っています。
国産の万年筆の極細や細字、パイロットのポスティング、セーラーの細美研ぎなどとの相性の良い紙がグラフィーロで、滑らかな書き味と引き換えにインクの乾きが遅いと言われることがありますが、インク出が少ない細字のペンとあらかじめ付属している吸取紙との組み合わせろとそれも気になりません。
オリジナルダイアリーをさらに使いやすいものにしてくれています。
万年筆で書くこと、手帳自体を書くことを趣味のように楽しむこともできるダイアリーとして、オリジナルダイアリーをお勧めします。
今週は中身であるオリジナルダイアリーについて書かせていただきましたが、来週は今週末には入荷しているルボナー製のダイアリーカバーについて書かせていただきます。
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