虹紙製作所の銘木鉛筆とカッターナイフ

最近メモ書きにパーフェクトペンシルを使うようになって、文字を薄く書ける醍醐味を知りました。

書いた文字、書いている文字が近くにいる人から読まれにくい安心感。それは誰かに読まれたら困る内容でなくても思うものだし、電車の中など公共の場所で書きものをする時などには特に思います。

今までは、シャープペンシルの2Bや4Bなど濃く柔らかく書ける芯を使っていましたが、パーフェクトペンシルにはHBしかありません。

使ってみると、濃い芯に比べて硬い分減りにくく、しょっちゅう削らなくてもいいということも分かりました。

東大阪市にある虹紙製作所の銘木鉛筆、ラグジュアリーペンシルもHBですが、最近は鉛筆をフル活用していて、パーフェクトペンシルと並行して使っています。銘木の鉛筆ということだけあって木目や質感が良く、書いていても気分の良いものです。

パーフェクトペンシルは小さなハンドシャープナーでスルスルと削ることができますが、ラグジュアリーペンシルは銘木なだけあり硬く肥後守などのナイフで削る方が向いています。

これは独断と偏見かもしれないけれど、使っていると通っぽく見られる筆記具は、一位は万年筆で、その次は鉛筆なのではないかと思っています。

それほど鉛筆は奥が深く、使う楽しみのある筆記具で、銘木で鉛筆を作ろうと思った虹紙製作所のセンスが素晴らしいと思いました。

パーフェクトペンシルのキャップにラグジュアリーペンシルも入るので、時々入れ替えて使っています。

「レザーユーティリティナイフM」という銘木ハンドルのカッターナイフにも、虹紙製作所の大人のセンスがよく表れています。

カッターナイフの老舗NTから製作を認証されたカッターナイフで、ハンドルの造形、握り心地など銘木を素材にしているという甘えが一切ない完璧な仕上がりの素晴らしいカッターだと思っています。

ベースとなっているNTカッターのプレミアム2H型は刃の送りが滑らかなので音も静かで、切れ味の良さも抜群です。

カッターナイフは刃物の中では通っぽさはあまり感じないかもしれませんが、むしろ革職人さんのようなプロの方が、革包丁に代わる道具として使っているという話をよく聞きます。

こういう良いものを長く道具として使って、自然に艶が出てくるほど愛用したいと思います。

⇒ファーバーカステル パーフェクトペンシル

⇒虹紙分室・ラグジュアリーペンシル(銘木鉛筆)

⇒虹紙分室・レザーユーティリティーナイフM