開いてすぐ手帳に書き込めるように、ファーバーカステルクラシックのボールペンにカランダッシュのゲルローラー芯を入れて使っています。
ゲルローラーは書き味が滑らかなのと、筆跡にインクの感じがあって万年筆のように書けるところが気に入っています。
カランダッシュは油性ボールペンも滑らかで評判がいいですが、専用規格のため他メーカーのボールペンでは使うことができません。でもゲルローラーはパーカータイプの汎用規格なので、ファーバーカステルのボールペンにも使うことができます。中の芯を換えるだけで用途が変えられるので、使い道に困っていたボールペンを生き返らせることもできます。
ゲルローラー芯のパッケージを見ると日本製と書いてあり、細かい文字を書ける仕様であることに納得しました。
来年の正方形のオリジナルダイアリーが出来上がりました。
オリジナルダイアリーは、ウィークリーとマンスリーの2種類があります。
ウィークリーには、1ページ1か月のマンスリーダイアリーも収まっていて、オールインワン的なもので、これ1冊で予定から記録まで全てをこなすことができます。
マンスリーは壁掛けカレンダーそのままの見慣れたレイアウトで、1ページに様々な情報を書き込んで、そのページをパッと見れば感覚的に全てが分かるようになっています。
このダイアリーを作り始めて12年経ちますが、どちらも特長があっていまだにどちらを使おうか迷います。
私たちがダイアリーですることをスケジュール管理とToDo管理と毎日の記録だと考えた場合、1冊に全て収めることができるのがウィークリーダイアリーで、ウィークリーダイアリーさえあれば、あとはメモ用のM5手帳があればたいていの人は足りるのではないでしょうか。
色々な手帳を使い分けたいという人はスケジュール管理用にマンスリーダイアリーを使って、記録はM6やバイブルサイズのシステム手帳に任せて、ToDoとメモはM5手帳という使い方もできるでしょう。
ダイアリーの発売に遅れてしまって申し訳ないけれど、この正方形ダイアリー用カバーを企画して、いろいろ動いています。
表紙にも質感の良い丈夫な紙を使っていますので、カバーを付けなくてもコンパクトに使うことができますが、色々な人の好みに合わせたいとも思います。革カバーもいいですが、薄く使いたい人のための透明のビニールカバーもご用意しています。
私は今ゲルローラーで使っていますが、もちろん万年筆で使うことを念頭に置いて選んだ紙なので、万年筆でもお勧めです。書きごたえがあり、裏抜けもありません。少し厚みがある紙はインクを含んでもいい感じになります。
当店のような小さな店がオリジナルダイアリーを持っているというのは、分不相応ですがとても恵まれたことだと思います。
このダイアリーを毎年作ってくれている大和出版印刷さんという強い味方がいることと、ともに販売してくれる神戸派計画の人たちや、分度器.com/590&Co.の谷本さんがいるからです。
私たちはこの正方形ダイアリーをもっと多くの人に使ってもらいたいと思っています。