静かな暮らしから生まれるオリジナリティ~カンダミサコの革製品~

静かな暮らしから生まれるオリジナリティ~カンダミサコの革製品~
静かな暮らしから生まれるオリジナリティ~カンダミサコの革製品~

小さな店ですが、今までお客様以外の方でもいろんな人と関わって仕事してきました。その中で長く関係を続けられる人もいれば、そうでない人もいます。
仲良しグループというつもりはなく、お互い高め合える人と一緒に仕事をしたいと思っています。
そんな中でカンダミサコさんとは長く一緒に仕事してくることができて、とても助けられています。
カンダさんは当店と同じ元町で工房兼自宅を構えられていて、犬の散歩の途中やお昼ご飯を買いに行く途中で納品に来てくれたりする距離にいます。
カンダさんもこの場所で、静かにマイペースな生活をされている。
その仕事に惚れ込んでいるけれど、カンダさんのそんな生き方のペースがきっと当店と合っていて、長く協力し合えているのだと思います。

私たちは自分たちの静かな生活を守るために常に何かを創り出そうとしている。
変わらない暮らしをするためには仕事の永続性が必要で、そうするためには変わり続ける必要があるということが分かるようになってきました。
その仕事において一番大切なことはオリジナリティだということも、今までやってきて分かりました。
私たちが表現したいオリジナリティは奇抜で、奇想天外なことではなく、静かな生活の中から生まれた、自分たちの考えが生み出すものだと認識していて、それはカンダさんと変わらないのかもしれません。
カンダさんは私よりもずっと歳下だけど、それらのことはすでにちゃんと分かっていて、マイペースで仕事を続けられていて、すごいと思っています。

シュランケンカーフやダグラス革のコンチネンタルのシステム手帳が定番品という位置付けで、その他に毎年革の種類を変えて作ってもらっているものがあります。
昨年はカンダさんが秘蔵していた革クラシコバッファローでシステム手帳を作りましたが、今年はアルランゴートヌバックを使ったシステム手帳をバイブルサイズとミニ5穴サイズで作っていただきます。

アルラン社はフランスのゴート専門のタンナーです。丈夫でしっかりとした山羊革の銀面をバフ掛けして起毛させ、柔らかく滑らかな手触りに仕上げています。
山羊革の特長を生かしながら、繊細な手触りを加えた仕上げに、さすが山羊革を知り尽くしたタンナーによる革だと思いました。
今年の手帳にとカンダさんが勧めてくれた革で、こんな革を使った手帳を見たことがなかったけれど、すごいものができたと喜んでいます。
ホームページに発売後あっという間に品薄になってしまいましたが、また製作していただく予定です。

そして、アルランゴートヌバックほど派手な存在ではないけれど、システム手帳用の下敷きも作っていただきました。
ブッテーロの革を薄く漉いて作られた革下敷きは、裏側も滑らかで書きやすくなっています。さりげない小物だけど、デザインやいつもと違うロゴにも気配りが感じられる。
手帳を楽しむためのこういう小物にもカンダミサコさんらしいオリジナリティが感じられて、気に入っています。



⇒バイブルサイズシステム手帳用革下敷き
⇒M5サイズシステム手帳用革下敷き

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