
刑事(デカ)手帳は、上着のポケットはもちろん、ベストのポケットにも入る携帯しやすいメモ帳で、キチンとした印象の本革の手帳は持つ喜びも味わえると思います。
バインダーのついたシステム手帳は、好きなリフィルを入れられて、中身に縛られないのも良いところです。
メモ帳として小さくてとても使いやすい刑事手帳をもっと多くの方に使っていただきたいと思って革の印象が少し異なる「刑事手帳DRAPE」を作りました。
刑事手帳DRAPEでは、有名メゾンも使用しているとても発色の良い美しい革「エプソン」のカラーバリエーションから、トープとロイヤルブルーを選びました。
今まで刑事手帳という名前に自分たちが縛られていて、ハードボイルドな印象のブラックのゴート茶利革、焦茶色のオーガニックオイルドレザーを製作してもらっていましたが、エレガントで華やかな刑事手帳に仕上がりました。
働き出してからすぐ、仕事で覚えておかなくてはいけないことを書き留めるためのメモ帳を持つようになりました。
当時確か厳しい先輩に言われて持つようになったような気がしますが、仕事の時にはもちろん、休みの日にもペンとメモを持って歩くようになりました。
何かあるとメモを書いている私を、590&Co.の谷本さんはメモ魔と言うけれど、もう習慣になっています。
私はそれよりも、書き残さなくても何でもきちんと覚えている谷本さんがすごいと思っています。手帳がなくても仕事ができる人に出会うたびそう思うのですが、手帳があると仕事が楽しくなるのに、とも思います。
まあそれは私が手帳好きだからそう思うのかもしれませんが、手帳が好きな人にとっては、万年筆と同様、趣味と実益を兼ねたものなのかもしれません。
私の頭の中はものすごく単純で、覚えておかなくてはいけないことがあるとそれで頭がいっぱいになって他のことが考えられなくなります。
それで自分で覚えておく代わりにメモ帳に覚えてもらっておいて、自分はなるべく考えることに専念したい。
考えると言ってもそんな複雑なことではなくて、企画や書くべき原稿の内容であることが多いです。
毎朝駅までの30分間に歩きながら考えようといつも思いますが、歩くことや途中で見た景色に気を取られて、考えようと思っていたことが考えられずに駅に着くことがよくあります。
散歩している時やトイレにいる時にアイデアが湧いたという話も聞きますが、
私の場合はまず自分を考えるモードに持って行き、考えることに集中しなければいけない。そうやって考え続けて、もう考え疲れたと諦めた先に良い考えが浮かんだ、ということも今までに何度か経験しました。
だから考え続けて、これ以上掘り下げられないと思ったさらに先まで掘り下げたところにある良いアイデアに辿り着くために、なるべく頭の領域を空けておかなくてはいけません。
そう言いながらそうやってとことん考えを深められることは稀なので、スマホをいじっている時間をちゃんと考える時間に当てなければと思います。
でもそう言いながらも本を読む時間はしっかり取っていたりします。
刑事手帳に話を戻すと、身に付けておける小さなメモ帳は自分の代わりに覚えておいてくれて、考えることに集中させてくれるものということになります。そんな手帳が気に入った革だと気分も良く仕事ができると思います。