3本差しペンケースの楽しみ~コンチネンタルペンレスト兼用万年筆ケース再入荷~

3本差しペンケースの楽しみ~コンチネンタルペンレスト兼用万年筆ケース再入荷~
3本差しペンケースの楽しみ~コンチネンタルペンレスト兼用万年筆ケース再入荷~

しばらく品切れしていましたコンチネタルペンレスト兼用万年筆ケースが出来上がりました。
コンチネタルのシリーズに使っているダグラスは、革用のブラシで磨きながら使い込んでいくと、内側から色気のある艶がにじみ出てくる革で、個人的にとても気に入っています。

このペンケースは、持ち歩きの時はフラップを被せてペンの脱落防止・保護の役割を果たしてくれ、机上にあるときはフラップをペンの枕のようにしておくと、ペンの出し入れが簡単にできます。

この機能はひとつの作業の中で、ペンを持ち替えて使う時にとても便利です。
私は書道教室に行っていて教室では毛筆を練習しているのですが、ペン習字の課題が宿題で出るので、それを家で練習しています。
ノートに何度も書いて、きれいに書けるようになったら清書するということをしていますので、けっこう時間がかかります。そんな時はペンを持ち替えて気分を変えながら練習しています。

私の現在のペン習字用万年筆は、オマスパラゴンEF,銘木ボディこしらえにフォルカンペン先、パイロットカスタム72で、この3本をコンチネタルペンレスト兼用万年筆ケースに入れて、使い分けながら書いています。

オマスパラゴンは一番きれいな文字を書くことができる万年筆で、そのさすがの安定感にいつも感心しながら、手応えのある書き味を楽しんでいます。
このパラゴンもそうだし、発売中の限定品アウロラマーレアドリアそうですが、このクラスのイタリアの万年筆の実力はすごいものがあると思います。
ボディとペン先のバランス、デザイン的な存在感など完璧な万年筆だと思っています。

銘木ボディこしらえと極端に柔らかいペン先のフォルカンの組み合わせは、とても繊細なペン先であるにも関わらず、どんな用途にも対応する豪快な印象の万年筆になっていて、これをいつも使いこなしたいと思っています。
筆圧をかけずに書くと細字、筆圧をかけると中字くらいになりますので手帳から手紙までをカバーしてくれるペン先ですが、これを使いこなせるのは余程万年筆を使い慣れた人だと思っています。
はらいなどもきれいに表現できて、ペン習字には最適なペン先がフォルカンです。

カスタム72はかなり以前に廃番になったものですが、現行ではパイロットカスタムヘリテイジ912のポスティングがこれに近いと思います。
かなり硬いペン先で、筆圧による開きが少なく、安定して細い線を書くことができ、揃った整然とした文字を書くことができます。
パイロットは最も一般受けする筆記具を作るメーカーだと思われていますが、国産万年筆メーカー3社の中でペン先に関して一番マニアックな取り組みをしていて、ユニークなペン先を揃えています。

銘木万年筆ボディこしらえをパイロットの中でもペン先バリエーションの多い、カスタムヘリテイジ912/カスタム742に合わせたのもその辺りに理由があります。

私の場合、ペン習字という用途で3本の万年筆を揃えましたが、3本をある用途に合わせ入れたペンケースのセットがいくつかあると、その用事の時に3本まとめて持ち出して使い分けることができて、とても便利で、ペンがある程度増えた人の万年筆の使い分けなのだと思います。

当店は万年筆店なので、万年筆のコートであり、鞄であるペンケースはなるべく揃えたいと思っています。
様々な用途に合うように、色の好みに合うように、季節に合うようにと考えると本当にたくさんのものが必要になるけれど、良いものをなるべく多く揃えて、万年筆を楽しむお役に立ちたいと思っています。