立場に合った手帳の使い方~オリジナル正方形ダイアリー~

手帳という存在が好きで、いろいろなものを使ってみたいという好奇心が常にあります。だけど毎日使っているダイアリーを違うものに変えて、現状上手く回っているサイクルが狂ってしまうのが怖い。

私の場合、正方形ダイアリーで毎日の仕事のことは完全に網羅できていて、ここに書いておけばミスすることがないという仕組みが出来上がっているからです。

今年から表紙のデザインを変えたこともあって、透明カバーをして使っていますが、今はさらに好きな地図柄の紙を足したりして、自分仕様にして楽しんでいます。(当店では正方形ダイアリー用の透明カバーもご用意しています)

新たに採用した中紙も、万年筆のインクがにじまず、裏抜けせず、気持ち良く書けるので、書くことが楽しい。さらに個人的に、このダイアリーに押すためのスタンプも別注しました。

でもふと思います。

今の自分の手帳の使い方は、一人の人間の仕事としての手帳の使い方、一担当者としての手帳の使い方から抜け出せていないのではないか。

店主という私の立場としてはもっと空間的にも、時間的にも視野の広い手帳の使い方をしなければいけないとも思います。

いつまでも最前線で、自分が納得できる仕事をしたいと思ったから自分の店を始めた。

しかし、様々な状況が変わってきていて、今の自分の立場はそんな自己満足ではいけないということも感じています。

この言い方が今の世に合っているのかどうか分からないけれど、天下を取る人は広い視野を持っていて、自分を柔らかく保って、自分と考えの違う人も包み込むことができる。

スケールの大きな人と話をすると一番の違いはそこだとはっきりと分かります。

でも自分は、自分の信念を曲げずに突っ張ることしかできない。それが手帳の使い方に表れている。もっと違う手帳の使い方を私はしないといけないのだと思います。

私はその使い方で、自分の度量の狭さに直面していて、こう申し上げるのも何ですが、今年使い始めたダイアリーが今一つだと思っておられる方は、正方形のダイアリーをぜひ試して欲しいと思います。

このダイアリーの紙面をご自分の仕事や生活サイクルに当てはめてみて、ご自分の立場に合った使いこなしについて、考えて工夫してみて欲しいと思います。

私も今の自分の立場に合ったこのダイアリーの使い方を考え出したい。

正方形オリジナルダイアリーは、柔軟に、いろんな使い方を受け止めてくれる、度量の大きなダイアリーだと思っています。

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