
先週、590&Co.さんとの共同出張販売「 & in 名古屋」に行ってきました。
前日に名古屋入りして設営した後、名古屋にお住いのお世話になっているTさんご夫妻と一年ぶりに食事をしました。
Tさんは若い時に会社を起こして、奥様と身を粉にして働いて会社を大きくされた方です。
会社は一時の仕事で良い結果が出てもそれが継続しなければいけなくて、勝手に転がって行くように軌道に乗ることなどありません。
あぐらをかいた瞬間にダメになっていく、ということを知っている方と話すことはとても勉強になり、私になくてはならない機会になっています。
一年に一度名古屋で笑って会おうと思うと、Tさんは元気でいなくてはいけないし、私は店がある程度順調でなくてはいけません。こうして会えることは私の励みにもなっています。
イベント自体は590&Co.さんの集客力もあって、たくさんのお客様にご来店いただき本当に有り難かったです。
名古屋では12/5(土)6(日)に590&Co.の谷本さん主催のイベント「文具事変in名古屋」があり、それも楽しみです。
いつも会場にはオリジナルインクの色見本を置いていますが、今回はその中に新色のオリジナルインクの色見本を入れて行きました。
新色は「紫音(しおん)」と「面影(おもかげ)」です。
「紫音」は最初は紫色、乾くと「ロイヤルブルーぽく見える」を目指して作った紫青インクです。紫系のインクは普段使いしにくい面がありますが、このインクなら「青」と見えなくもなく、日常に馴染む色だと思います。
個性的な万年筆の軸の色に添えられる華やかさのある色で、イメージ通りの良い色ができたと思います。
「面影」は自分の考えや想いをしたためるのに相応しい色をイメージしたインクです。書いたばかりの時は深い緑色、乾くと黒っぽく紙面に馴染んで落ち着きます。
例えば今回のようにTさんにお会いして、お話を伺って考えたことを書くような用途に使いたい色です。
ご来場の方にもインクの色を何度か質問されましたが、面影は試筆用の九星堂カカリに入っているインクでした。
新しいインクは9月23日、当店創業19周年の日に発売する予定です。